展示大特集「結局、何割?」
2025年6月大特集のテーマは
「結局、何割?」です。
1%、9割といった確率や割合に触れている本を集めてみました。
いったい何が何割で、どんなものが何パーセントなのか、
楽しみながら確かめてみませんか。
2025年6月大特集のテーマは
「結局、何割?」です。
1%、9割といった確率や割合に触れている本を集めてみました。
いったい何が何割で、どんなものが何パーセントなのか、
楽しみながら確かめてみませんか。
5月18日(日)、篠崎図書館で
「『このミス』大賞・文庫グランプリ受賞記念 松下龍之介さんトークショー」
を開催しました。
『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞した『一次元の挿し木』の著者、 松下龍之介(まつした りゅうのすけ)さんをお招きし、
創作についての裏話や、受賞に関すること、出身地江戸川区での思い出などをお話しいただきました。
会場には松下さんが感銘を受けたもの、執筆をするうえで参考にされた作品など
松下さんお薦めの本も展示しました。
まずは、受賞について。
受賞の知らせを聞いた時に最初に感じたことや、周囲の反応についてお話しいただきました。
受賞後は、周囲の方から「先生」と呼ばれたり、会社の方がサイン会を開いてくれたとのこと。
続いて、著作について。
作品の中で特にこだわって執筆したシーンは?という問いに、全文章こだわって書いたと松下さん。
そのうえで何度も何度も見直しをして、読みやすいこと、すぐに情景がイメージしやすいことを
意識したということでした。
自分が書いた文章を大切にしたい、残したいと思う気持ちもあるなかで、客観的に見て
読み手なら何を知りたいか、読み手重視で文章を削り、必要最低限にしていく作業はとても大変だったとのこと。
そして、タイトルにまつわるお話も。
『一次元の挿し木』は、松下さんが思い入れを持って
つけられたことがうかがえる、興味深いエピソードを聞くことができました。
作家とは別のお仕事もされている松下さん。
やはり執筆の時間を見つけることに苦労されたようです。
逆にプラスになっていることは?の問いに「とくにない…」という言葉のあと、
専門外の分野だからこそ読者と同じ目線に立って、知りたいことや、
わかりやすい表現につながるのかなと話されていました。
キャラクターの人物像も、もしかしたら会社の人に影響されたのかもしれないとも…。
図書館の思い出についても語ってくださいました。
子どもの頃に、篠崎図書館で良く借りていた絵本について。
また、昔から専門外の本を読むことが好きで、色々な専門書や歴史書を読んでいたそうです。
この他にも現在の会社の仕事や、次回作についてなど様々なことをお話しいただきました。
質疑応答のコーナーでは、表紙のイラストに関することやタイトルの代案などのお話も。
難しいことや私たちに馴染みのないことも、わかりやすく説明してくださるのが印象的でした。
トークショー終了後には、サインを待つ参加者の長い列が。
個別に質問される方や、花束を渡す方も見受けられました。
松下さんの穏やかで丁寧な話しぶりで、様々なエピソードをうかがえたトークショー。
ときどき笑いが起きる和やかな雰囲気のなか、参加者の皆様も充実した時間を過ごされていたように感じます。
篠崎図書館では、今後も皆様の関心にお応えできるよう様々なイベントを企画してまいります。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
2025年5月大特集のテーマは
「わくわくワーク!」です。
仕事は生活の糧を得るだけではなく、
考え方次第で人生を豊かにしてくれるものでもあります。
前向きな気持ちで取り組みたいですね。
仕事をテーマに、元気やパワーをもらえる本や新鮮な気持ちになれそうな本を集めました。