BLOGしのざ記

Today 2024/04/27

イベント篠崎・小松川図書館連携講座「 戦場を駆け抜けた武士の装い 〜甲冑様式の変遷とその背景〜」

【登録日: 2022年06月18日 】

本日、篠崎図書館と小松川図書館の連携講座

「戦場を駆け抜けた武士の装い 〜甲冑様式の変遷とその背景〜」を開催しました。

講師は小松川図書館の中島善久館長です。

 

そもそも甲冑とは、武士にとって戦場というハレの場で着る装束。

機能性の中に各時代の武士の美意識が反映され、最先端の技術が投入されているのだそうです。

 

 

騎馬による一騎打ちから歩行戦闘、鉄砲の汎用など、戦闘様式の変遷によって鎧の様式も変化していきます。

絵巻や現存する鎧の写真などをふんだんに使用し、変化のポイントを解説しました。

 

 

最後に鎧の着方を、実際に篠崎図書館スタッフに着せながら説明。

 

 

実際の鎧も12〜13㎏ほどあったそうですが、

着用したスタッフによると重さのわりに動きやすく、

「これなら戦えそう」とのこと。

 

 

着付けが進むにつれどんどん武士らしい姿になり、

参加者の皆さんは食い入るように見つめていました。

 

 

仕上げに陣羽織をはおって出来上がり。

会場から拍手が沸き起こりました。

 

最後になりますが、篠崎図書館では利用者の皆様の関心にお応えできるよう

様々なイベントを企画して参ります。

今後も多くの方のご参加をお待ち申し上げております。