イベント篠崎・小松川図書館連携講座「 戦場を駆け抜けた武士の装い 〜甲冑様式の変遷とその背景〜」
【登録日: 2022年06月18日 】
本日、篠崎図書館と小松川図書館の連携講座
「戦場を駆け抜けた武士の装い 〜甲冑様式の変遷とその背景〜」を開催しました。
講師は小松川図書館の中島善久館長です。
そもそも甲冑とは、武士にとって戦場というハレの場で着る装束。
機能性の中に各時代の武士の美意識が反映され、最先端の技術が投入されているのだそうです。
騎馬による一騎打ちから歩行戦闘、鉄砲の汎用など、戦闘様式の変遷によって鎧の様式も変化していきます。
絵巻や現存する鎧の写真などをふんだんに使用し、変化のポイントを解説しました。
最後に鎧の着方を、実際に篠崎図書館スタッフに着せながら説明。
実際の鎧も12〜13㎏ほどあったそうですが、
着用したスタッフによると重さのわりに動きやすく、
「これなら戦えそう」とのこと。
着付けが進むにつれどんどん武士らしい姿になり、
参加者の皆さんは食い入るように見つめていました。
仕上げに陣羽織をはおって出来上がり。
会場から拍手が沸き起こりました。
最後になりますが、篠崎図書館では利用者の皆様の関心にお応えできるよう
様々なイベントを企画して参ります。
今後も多くの方のご参加をお待ち申し上げております。