イベント講演会「幸せを追求する経営〜人生100年時代のオーラルヘルスケア〜」を開催しました
本日、ライオン株式会社 代表取締役会長の濱逸夫氏をお招きし、
講演会「幸せを追求する経営〜人生100年時代のオーラルヘルスケア〜」を開催しました。
ライオンの企業名は、獅子印の歯ブラシ名から始まったそうです。
創業当時から「『愛の精神の実践』を経営の基本とし、
人々の幸福と生活の向上に寄与する」という信念を掲げています。
ライオンならではのサステナブルな地球環境への取り組みや、
「エコの習慣化」に繋がるような多くの商品開発を国内外で行っている中で、
今回は特に「オーラルヘルスケア」についての講演をしていただきました。
ライオンでは、オーラルヘルスイニシアチブに力を入れて取り組んでおり、
全ライフステージへの啓発活動の一環として「プロの指導を取り入れた毎日のセルフケア」
=「予防歯科」を推進されているそうです。
年をとれば加齢や疾患で様々な機能が衰えていきますが、
それは口の中でも同じことが起きています。
お話を聞いたところ、私たちが思っている以上に口腔内の健全な維持は
全身の健康維持とも関りが深く、歯周病にいたっては患ってしまうと
なんと脳血管疾患になる確率が8.5倍、認知症にかかる確率が2倍、
糖尿病を患う確率が4.8倍になるなど、大病にかかるリスクが上がってしまう
恐ろしい病なのだとか。
だからこそ「オーラルヘルスケア予防」が健康維持に繋がるとのことでした。
また、予防歯科は歯が生え始めた本当に小さい頃から始められることでもあります。
小さい子の歯磨き習慣を楽しいものに変えるための企業努力や、
貧困率および虫歯率の高いエリアを中心に子どもたちの自立支援として
子ども食堂という活動を提供することで社会貢献を行っているとのことでした。
今回は、一緒にお越しいただいていたライオン歯科衛生研究所の
歯科衛生士の方々にも、口腔機能の大事さを語っていただいたり、
「かみかみゴクゴク体操」を実践で教えていただきました。
参加者の方々も楽しそうに体操をされていたのが印象的でした。
最後になりますが、篠崎図書館では皆様の関心に応えられるよう、
今後も様々なイベントを企画していきます。
多くの方のご参加を心よりお待ちしております。