イベント講演会「意外と知らない? 水の美味しい話」を開催しました。
本日、篠崎図書館で
講演会「 意外と知らない?水の美味しい話」
を開催しました。
元東京都水道局水質センター所長・技術士の保坂 幸尚(ほさか ゆきひさ)さんをお招きし、
水道の仕組みや美味しさの秘密、SDGsにもつながる上手なお水の使い方などをお話しいただきました。
講演会の冒頭では水道水、軟水と硬水のミネラルウォーターの3種類を
どのカップに何が入っているか分からないようにした状態で飲み比べ
水道水をあてる「効き水」を、先生を含め全員で行いました。
結果、正解の水道水を選んだ方が一番多かったようです。
ちなみに先生が選んだものは軟水のミネラルウォーターでした。
また、とある小説で「ダシを取るには硬水が向いている」と言う話を読み
実際に試されたそうですが、違いは分からなかったようです。
強いこだわりが無ければ水道水で充分美味しい料理が作れるのですね。
江戸川区の水道水は主に金町浄水場からの水を使用しているそうですが
以前はカビの匂いがして飲みづらい状態だったそうです。
そこで東京都水道局では、高度浄水処理等を導入し、安全でおいしいお水が届けられるようになったそうです。
災害時のための水の備えについてもお話いただきましたが、
飲用としてはやはり保存用として売られているミネラルウォーターを
常備しておくのが一番良いとの事でした。
やっぱり日頃からの備えが大切なんですね。
講演会終了後の質疑応答では
「硬水と軟水ではどちらが体にいいのか」といった旨の質問をいただきました。
先生のお答えとしては、体質によって合う合わないもあるので一概にどちらとは言えない
料理によってもどちらが合うか違うので、お好みでと言うお話でした。
もちろん水道水をそのまま飲んだり、料理に使うのも良いそうです。
安全で美味しい水道水がいつでも飲めるのはありがたいですね。
篠崎図書館では、今後も皆様の関心にお応えできるよう様々なイベントを企画してまいります。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。