BLOGしのざ記

Today 2020/07/03

イベント講演会「はじめての古文書」

【登録日: 2017年11月05日 】
本日、東京堂出版編集部員小代渉(おじろわたる)先生をお招きし、

講演会
「はじめての古文書」


を開催いたしました。

気持ちの良い秋晴れの中、
非常に多くの方にお越しいただきました。

参加者の方のお席には、古文書が印刷された
プリントと原稿用紙を、事前にお配りしていました。
本日は皆さまに、古文書を解読していただいたのです。
読み解いてゆくのは
江戸時代の「三行半(みくだりはん)」、
いわゆる離縁状です。

手元の古文書を見てみても、
うーん、初心者にはさっぱりわかりません。
まるで外国語のようですが、
先生によればとても綺麗に書かれたもので、
初心者にもやさしい課題なのだそうです。



解説を聞き、古文書と照らし合わせながら
解読できた文字から原稿用紙を埋めていきます。

崩し字の成り立ちや、三行半を書いた庶民の文化についてなどの
お話をまじえた先生の解説は、
とても分かりやすく、興味深く、参加者の方の視線は、
ホワイトボードと原稿用紙、先生へと行ったり来たり。

先生の問いかけに、参加者の方からも積極的に声が上がります。
一方で、ユーモラスな解説に笑いが起こることもしばしば。



講演会開始時にはとても難しそうに見えた古文書が
解説が進むにつれてだんだん読み解かれてゆき、
会場中が夢中になる中、
あっという間に時間が来てしまいました。

惜しまれつつの閉会となりましたが、
その後、会場に設置していた古文書の関連図書を
手に取られる方、また、図書館で借りて行かれる方も
多数見受けられ、今回の講演会を通して
古文書にさらに興味を持たれた方も
多くいらっしゃった印象でした。



奥の深い古文書の世界。
その中に読める文字があると、
少し身近なものになるかもしれません。