イベント講演会「新聞、テレビ、ラジオ、出版、図書館はこうなる! 2050年のメディア」を開催しました。
【登録日: 2019年11月10日 】
本日、篠崎図書館では、
上智大学新聞学科非常勤講師の下山進(しもやま すすむ)先生をお招きし、
講演会「新聞、テレビ、ラジオ、出版、図書館はこうなる! 2050年のメディア」
を開催しました。
慶應SFCにて特別招聘教授として、将来のメディアについて学生とともに調査されており、
10月には著書「2050年のメディア」が出版されたばかりです。
講演会では、はじめに紙媒体の新聞や出版物の売り上げが収縮していること、
反して、ポータルサイトを運営するヤフージャパンなどの売り上げが増えていることが紹介され、
それを皮切りに、
なぜこうした変化がおこったのか?
今後どうなってゆくのか?
こうしたトレンドの中、繁栄するメディアの条件は何か?
どんな技術革新が起こり、どんな経営的な変化が起こったのか?
というお話をされました。
多くのデータが示され、また、参加者の方の発言も交えての講演会となり、
先生の言葉に頷かれたり、真剣に聞き入っている方の様子が多く見られました。
皆さまのテーマへの関心の高さがうかがえました。
さらに、著書を執筆するにあたり、
靴底がすり減って無くなってしまうほど歩き回って取材をされたという苦労話も。
そこがぺったんこになってしまった写真が紹介されたときには、
会場から笑いが起こりました。
途中に設けられた質疑応答の時間には、
先生から「いい質問ですね」という言葉がたびたびあり、
皆さまの理解がより一層深まったのではないでしょうか。
講演会の終了後には、先生のサインを待つ列ができ、
また、その際にさらに質問をされる方の姿も見受けられました。
わたしたちの暮らしを取り巻き、日々変化するメディア。
目を見張って追いかけ、使いこなしたいですね。