本書は、主に紅茶について書かれていますが、日本茶やコーヒーについての
章もあり、なじみ深いお茶の世界を読むことができます。


お茶の歴史にはじまり（輸送手段の発達、歴史的事件との関わりから
現代のペットボトルの登場まで）、お茶の産地、お茶の種類、カップ
（磁器）の種類やメーカー、お茶の成分に関する薬学・医学の分野など
広範囲にわたり、わかりやすい記述でまとめられています。


少し欲張り過ぎたかな？と思える内容ですが、興味のある方は、それぞれ
の項目を深堀りしてみてはいかがでしょう。


読み進めていくと、なんだかお茶が飲みたくなりました。
ぜひお茶とご一緒に!!


「お茶の世界の散歩道」　森竹敬浩　６１９モ　講談社出版サービスセンター