１７日に第１４７回芥川賞・直木賞が発表されました！


芥川賞は鹿島田真希氏「冥土めぐり」（「文芸」春号掲載）、
直木賞は辻村深月氏「鍵のない夢を見る」（文藝春秋）
が受賞しました。おめでとうございます！


　鹿島田氏は東京都生まれ。2005年に「六〇〇〇度の愛」で三島由紀夫賞を
受賞。
　受賞作は脳の病気にかかった夫と暮らす妻の物語。母と弟からの抑圧に
苦しむ主人公が、夫との小旅行を経て新しい生き方に踏み出します。


　辻村氏は山梨県生まれ。2004年に作家デビュー。「ツナグ」（吉川英治
文学新人賞）、「水底フェスタ」などの著書があり、「本日は大安なり」は
ドラマ化もされました。
　受賞作は犯罪をテーマにした連作短編集。地方を舞台に、小さな事件に
関わる普通の人々の内面を鋭く描いています。



今回の受賞に際し、篠崎図書館では受賞作家の「江戸川区内の著作所蔵リスト」
を作成し配布しています。

ご自由にお取りいただき、受賞作家の過去の作品に触れてください。
リストにあるものは予約できます。


また、惜しくも選には漏れてしまった他の候補作家の方の本も、現代小説
コーナーにてご紹介しています。


この機会に是非ご利用ください。


また受賞作の予約も承っています。カウンターまたはＯＰＡＣをご利用ください。