文化プラザブログ

企画展示/関連イベント 2012年07月01日 第17回企画展示「スポーツ天国・江戸川区」ご紹介

現在開催中の、 第17回企画展示「スポーツ天国・江戸川区」のご紹介!

本日は、展示中のスケート靴についてご紹介いたします。


【左】ショートトラック用 【右】スピードスケート用


≪ショートトラック用≫ 急カーブが連続するショートトラックは、

カーブで足首への負担が大きく、 靴は足首まで

グラスファイバー(ガラス繊維)で固めたもの。

靴の位置は、スピードスケートより高く、

カーブを曲がりやすい様、左側にずらしてあるのが特徴です。


★ショートトラックは左回り(半時計回り)なので、

 左側にずらしてあるのは合点ですね。


《スピードスケート用》 バンクーバーオリンピック500メートルで

銅メダルに輝いた加藤粂治選手が、ワールドカップなどで

使用した靴です。


ブレード(靴底に付けられた刃の部分)が長く、真っ直ぐ、

エッジ(氷面に接する縁の部分)が薄い、靴自体が小ぶりで軽い…

というのが特徴です。


★かかと部分がブレードから離れ、 より氷にエッジを載せておける

スラップスケートが現在の主流です。


【フィギアスケート用】



ブレードと靴のサイズはほぼ同じ。 つま先に踏み切りの際などに用いる、

ギザギザしたトゥピックが特徴。 エッジに厚みがあり、

足首が固定されるブーツ状になっています。

こうして見ると、どれも氷上の競技なのに、エッジや

靴の 幅・長さが全く異なることは興味深いですね。


是非、皆様もご来場いただき、お確かめ下さい!! お待ちしております。

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