文化プラザブログ

企画展示/関連イベント 2015年05月26日 「親水公園を読み解く」の講演を開催しました。


皆さん こんにちわ!

  5月23日(土)、第27回企画展示関連イベントで
人と防災未来センター研究員の坪井塑太郎先生に
『江戸川区の水辺 ~親水公園を読み解く~』と題して
ご講演いただきました。


   講義は親水公園を歴史・地図・防災の切り口から
まとめられた問題をみんなで考え、先生に解説いただく
ということで進められました。


問01 江戸川区の河川名・親水公園名は?
江戸川区の地図で、位置を再確認しましょう。


答)旧中川、荒川(荒川放水路/人口放水路)、新中川(中川放水路)
江戸川、古川親水公園、小松川境川親水公園、一之江境川親水公園
(みなさんも、お判りになりますか?)


古川親水公園はわが国初の親水の用語を冠する公園として、
1973年に整備されました。


問02 1960年代中頃まで江戸川区内で見られた景観は?
答)農作物に肥料をやるための肥船、蓮田


問03 江戸川区は古くから都市近郊の農業地帯として知られ
現在でも施設栽培(ビニールハウス)による花卉や野菜が
数多く生産されています。代表的な野菜は?
答) 小松菜


問04)江戸川区の土地利用と河川・水路網の変化は?
答)1960年と1965年を比較。1965年には圧倒的に住宅地が
増えています。1964年のオリンピックが変化の要因・契機に
なったと思われます。


問05 親水公園は火災の危険度などが比較的密集した
市街地の中に「水」と「緑」が帯状に構成された空間に
なっています。親水公園には災害発生時にどのような機能や
効果があると思いますか?
答) 親水公園は、消火用水・延焼防止・避難経路としての
機能を輸しています。    ・
 
   ・
まだまだ問題は続きますが、先生からの質問に受講者みんなが
考え、その問題の持つ意味を先生に解説いただき、ただ単に憩いの場所
としての親水公園ではなく、江戸川区の歴史を感じられる講義でした。


参加者からは、親水公園は防災の面からも重要な役目を担ってること
など、改めてお聞きしととても勉強になりました。


親水公園の新たな発見もあり、楽しい講義でした。
等々の意見が寄せられました。

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