
企画展示/関連イベント 2016年07月02日 『カヌ-の旅のおもしろさ』を開催しました。
皆さん、こんにちは。梅雨もまだ明けておりませんが、
連日暑い日が続いております。
本日は、第31回企画展示『カヌ-がまちにやってくる』の
イベントして講演会「カヌ-の旅のおもしろさ」を開催しました。
講師は、カヌ-イスト・作家の本田亮さんです。
本田さんは、
元電通クリエイティブディレクタ-として数多くのCMを作る傍らで、
1988年にカヌ-チ-ムの「サラリーマン 転覆隊」を結成、隊長として、
国内外の川や海に遠征しております。40名の定員で募集したのですが、
定員を上回る45名の方にご参加いただきました。
転覆隊の人たちはそれぞれファルトボ-ドと呼ばれる
折り畳み式のカヌ-を持っていき、川の上流から川下りをします。
終点の下流に到着してから、宅急便でカヌ-を各自の自宅に
送るというやり方をしているとのことでした。
転覆隊は日本一過激で下手なカヌ-イストであるとの紹介があり、
その理由として
・転覆隊の隊員は、誰もエスキモ-ルできない。
・新人には「沈」(沈没)しか教えない。
・救命ロ-プを出す前にカメラを出す。
・計画性、合議性が全くない。
との説明がありました。また、海外の遠征で体験した
・アラスカでは、熊と遭遇した。
・カムチャッカでは、噛付き蠅にかまれた。
・マダカスカルでは、滝つぼで溺れかけた。
などなど「カヌ-の旅の恐ろしさ」のお話もとても、引き込まれる内容でした。
最後に転覆隊のスロ-ガンとして
・命の保証はないが、感動の保証はある。
・厳しい川下りの体験をした後に飲むビ-ルは最高ということで、
その美味しいそのビ-ルを飲むために活動を続ける。
との説明があり、非日常を楽しむ転覆隊の行動に感服しました。
講師の本田さん、貴重なお話を聞かせて頂き本当に
ありがとうございました。