
イベント 2019年06月29日 朗読の森の、ちょっと怖い朗読会
夏に向かってだんだんと暑くなるこの時期にぴったりの、ちょっと背筋がヒヤリとなるようなお話ばかりを集めた「朗読の森のちょっと怖い朗読会~宮部みゆき作品より」を開催いたしました。
朗読して頂いたのは、岡崎ちか子さん、嶋垣泉さん、福谷紀美子さんです。
そして、福谷紀美子さんはピアノの演奏もしていただきました。
今回の朗読は、人気作家の宮部みゆきさんの江戸時代と現代を舞台とした ちょっと怖い作品です。
作品名は下記になります。
第一話:. 『小袖の手』 新潮文庫「幻色江戸ごのみ」より
第二話: 『十年計画』 文春文庫「人質カノン」より
『小袖の手』は、嫁入り前の娘が買ってきた古着を前に、不吉な思いを娘に話し、不吉さを振り払う話です。
『十年計画』は主人公の女運転手が殺意を持ってこの仕事をすることになった話を乗客に 聞かせる話です。
朗読の森のみなさんの朗読は、衣装や照明・効果音などにもこだわり、高い演技力もあいまって非常に臨場感のある朗読会となっております。
今回も様々な工夫を施した朗読で楽しませてくださいました。
お客様も身を乗り出して、次の展開はどうなるんだろうとハラハラドキドキしながら観覧されていたようです。
足をお運びくださった皆様、朗読の森のメンバーの方々、ありがとうございました!
次回の朗読会は10月19日(土)に開催する予定です。 お楽しみに。