本日１４時より、「ＳＰ盤コンサート＆トーク　二村定一と戦前ジャズ」
が開催されました。

音楽ライター・毛利眞人氏をお迎えし、戦前の日本ジャズ音楽の流れ
についてお話いただくとともに、蓄音機によるＳＰレコードコンサートを
行いました。

普段、私たちが思い浮かべるラッパ型蓄音機と異なり、下記のような箱型
でした。
↓


講演会前半は、戦前の日本ジャズが「ジャズソング」と呼ばれ、その第一
人者である二村定一の歌声を中心に、ディック・ミネや日系歌手の活躍
の模様、さらに服部良一、古賀政男の作品を鑑賞しました。



後半は、「コミックソング」について、二村定一に、さらに彼とエノケン
のデュエット、藤山一郎や岸井明の軽妙で楽しい歌の数々を聴きながら
戦前ジャズの変遷を伺いました。



あっという間の１時間４０分でしたが、ご参加の皆様にはご満足いただく
ことができたのではないでしょうか。

毛利氏の著作や戦前ジャズの書籍、ＣＤもございます。
ご興味のある方は、ぜひお手に取っていただければと思います。