
伝統工芸 2011年05月22日 えどがわ伝統工芸「卓上ロクロによる湯のみとビアマグ製作」
本日22日(日)、林 信弘先生による
卓上ロクロによる湯のみとビアマグの製作(講演&実技)」が開催されました。
伝統工芸の「甲和焼き」のご講義の後、実際に卓上ロクロを用いて、
受講生の皆様にも湯のみとビアマグを製作して頂きました。
ここで、甲和焼きについて少しお話を…
鉄分を多く含む東京の土は、焼物に使用する耐火力に弱く、
焼物に使用するには難しいとされていました。
その様な中、林先生が長年の研究の結果
生まれ育った「江戸川区の土100%」の焼き物を作る事に成功。
小岩が奈良時代、「甲和」と呼ばれていた事よから
「甲和焼き」と名付けられました。
さて、授業の様子ですが… 先生が優しくご説明しながら、お手本を見せて下さいます。
ロクロを回しながら、模様を付ける、上部を薄口にしてそらせる、ヘラで切り取る…などをご説明。
見ているだけですと簡単そうに見えますが、 やってみるとやはり難しい!
皆さん真剣に取り組んでいらっしゃいます。
生徒さんの作品は林先生が、素焼き~釉薬~本焼きの仕上げをして下さいます。
皆さんの作品がどの様に仕上がっているのか楽しみです。
完成は2ヶ月後!
完成した作品は後日ブログで公開させて頂きます☆