
企画展示 2008年7月6日 第1回企画展示 「いのちを育む江戸川の海」
●第1回企画展示 「いのちを育む江戸川の海」 「江戸川の海」は古くから海苔や魚介類が豊富でした。 かつての江戸っ子たちはこれら海の幸からたくさんの恩恵を頂いてきました。 東京湾の最奥部に位置する私たち江戸川区・葛西の海は、様々な時代を経て 大都市圏で豊かな自然を再生するために様々な取組みをしています。 その歴史と現状、海岸線のジオラマ、そして命のゆりかご「なぎさと干潟」の 仕組みを江戸川っ子の証言などを通して、江戸川・葛西の海をご紹介しました。 |
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森の南は命の海 |
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江戸川区の南は青い海。鳥に魚に貝に蟹。 遠浅の干潟は、今も変わらず生命を育んでいます。 入って目の前のこの部分には臨海部を空撮した詳細なジオラマが作られました。 またジオラマの上に海岸線の映像を流し、変化に富む海岸線を体験できる仕掛けを作りました。 |
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江戸川区沿岸の変遷 |
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江戸川区の水辺はもともと起伏の少ない低地であったことから、水害で苦労してきた歴史もあります。 海岸線は多くの苦難を乗り越え、その姿を変えてきました。 長い時間を要し、現在の海岸線を形成したのは昭和62年の事です。 |
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証言集 | ||||||||||||||||
幼少期から現在までを江戸川区の海辺で過ごしてきた「江戸川っ子」の皆さまに当時の様子や生活と海の関係の変遷について尋ねました。 お話頂いたのは海苔作りの体験を小学校で教えている関口政永さんや江戸投網保存会の皆さまです。 |
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葛西臨海公園・なぎさの効用 |
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1989年、平成元年に開園した葛西臨海公園・葛西海浜公園は、 東京湾の自然を損なうことなく、かつての自然環境を目的に誕生した現代の海辺です。 葛西海浜公園に設けられた人工なぎさは、砂浜に砕ける波の作用を利用して東京湾の水を浄化するとともに、 魚介類や野鳥の棲息を回復するために造成されたもので、近年その効果が認められています。 |
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江戸川の水辺 映像コーナー | ||||||||||||||||
『海浜慕情』、『彷徨する荷風』、『鳥すむ水辺』、『葛西の昔…』など、区の広報映像の中から江戸川の水辺にまつわる映像を集めました。 |
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東京湾の今 | ||||||||||||||||
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東京湾の歴史を振り返りつつ、大都市へと成長した現在の状況をお知らせしました。 また、「水辺で遊ぼ!」として夏のイベント情報なども合わせてお伝えしました 。 昔の漁具 |
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江戸川区郷土資料室が収集しているものの中から、海苔を漉くための用具や海の中を歩くための高下駄など、 今となっては珍しい当時の漁具を展示しました。 |
【オープンギャラリー】 中村征夫氏の特別展示
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オープンスペースの壁面を使い、水中を撮り続けて40年の水中写真家・中村征夫氏の
作品約80点(撮り下ろしも含む)を解説も含め展示しました。 又、中村氏から江戸川区の
皆さまへのメッセージも頂きました。そして、オープンスペースには6台の水槽を設置して
東京湾に住む魚を実際に展示しました。
●水中写真家・中村征夫氏開館記念特別ギャラリートーク |
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●親子でチャレンジ! ペーパークラフトで野鳥を作ってみよう。 日時:8月23日(日)・24日(日)11:00~、14:00~ 内容:ペーパークラフト作家の穴澤郁雄氏に学ぶ ペーパークラフトの野鳥づくり 場所:しのざき文化プラザ 講義室 定員:30名 (要事前予約) 入場料:500円 主催:江戸川区・篠崎文化プラザ指定管理者篠崎SAパブリックサービス |
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●三枚州の野鳥たち豊かな自然を取り戻すために それを取り巻く自然について聴く |
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