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開催期間:2008年10月17日
(金)
~ 2008年12月11日
(木
)
- 第2回企画展示「高潮・洪水-水の脅威 ~過去、現在、そしてこれから・・」
●第2回企画展示 「高潮・洪水-水の脅威 ~過去、現在、そしてこれから・・」 東京湾、荒川、旧江戸川と三方を水に囲まれている江戸川区は、古くから洪水や高潮などの大きな水害と戦ってきた歴史があります。また地球温暖化など環境の変化による、災害の発生の可能性などもあります。水の脅威に立ち向かうため、江戸川区がおかれている現状を見つめながら、未来に向けての試みを紹介しました。 |
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江戸川区の現状 |
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河に挟まれ、元来低平地に位置していましたがこれに、地下水のくみ上げによる地盤沈下が加わり、区の面積の約七割が0メートル地帯の江戸川区のジオラマを設置し、紹介しました。また、タッチパネルを配置し、荒川が決壊した想定での浸水映像をCGで表現。関東各地の複数地点の仮想映像が公開されました。 |
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災害の歴史 |
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キティ台風、伊勢湾台風、カトリーナなど災害の歴史について報道写真やNHKのDVD映像コーナーを設置し詳細に迫りました。江戸川区に起こった大正六年の高潮についてのレポートや昭和22年のカスリーン台風を経験した江戸川総合人生大学のお二人にも当時の大変な様子を尋ねました。 |
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災害のメカニズム | ||||||||||||||||
何度も江戸川区を苦しめてきた、また今後も起きると予見されている高潮は何故、いつ、どこで起きるのでしょうか?災害のメカニズムを分かり易く説明しました。またIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の驚くべき報告として、この100年で海面が59cm上昇することや、水位が上昇することにより何が起きるかなどを展示しました。 |
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江戸川区の災害に対しての街づくり |
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江戸川区の災害に対する街づくりの取り組みを紹介すべく、スーパー堤防の立体模型を設置しその理念や原理を解説しました。江戸川区の防災マップも製作し防災の要点を紹介し、区発行のハザードマップを配置し持ち帰って頂きました。 |
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【オープンギャラリー】
3Dマップを設置: 会場には4m×4mの3Dマップを配置し、来場者にはこの上
を3D眼鏡をかけて歩いてもらうことにより、東京の低地をヴァーチャル視覚
で体感してもらいました。また、環境問題に取り組んでいる野口 健 氏、
遠藤 修一 氏の写真と両氏のメッセージを交え「溶けゆく氷河」、「沈み行く
島ツバル」と題し展示しました。
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●遠藤秀一氏ギャラリートーク:沈み行く島ツバル |
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