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江戸川区の”魅力”発信基地　しのざき文化プラザ
しのざき文化プラザは、江戸川区の多彩な魅力を広くアピールする複合文化施設です

●第23回企画展示

水の脅威から東京を救った世紀の大事業『荒川百年物語』

荒川下流は、100年前に人の手で作られた巨大な放水路です。放水路開削の歴史やエピソードの紹介、開削現場のジオラマや荒川ロックゲート模型などの展示を行いました。また、私たちの里川『荒川』に関連した楽しいイベントを開催しました。

入口のトンネルの中には、荒川での出来事が掲載されている新聞記事を現在から過去へさかのぼって紹介し、トンネルを抜けると100年前にタイムスリップしたかのような雰囲気の中、展示をご覧いただきました。

【荒川放水路誕生の軌跡】

荒川放水路を作るきっかけになった明治43年の大洪水の様子や、開削のルート、携わった人々、開削の方法などを当時の写真と新聞で紹介しました。開削の際に使用した小型トロッコを展示しました。

【１つの小学校が、２つの小学校に】

開削に伴い廃校となった松川小学校の児童は、両岸に新設された第二松江小学校と小松川小学校に分かれ、通学しました。開校１００周年を迎える両校の、現校長先生のお話を紹介しました。また、小松川小学校の歴代記念誌を展示しました。

【荒川ロックゲート閘門のしくみ】

最大３ｍの水位がある荒川と旧中川を、船がスムーズに行き来することができるロックゲートの模型を展示しました。（模型は水門が動きます。）

【洪水シミュレーター】

「もし洪水が起こったら住んでいる町はどうなるのか」のシミュレーション映像です。タッチパネルで見たい地域を選んでご覧いただきました。

【荒川放水路の父　青山(あおやま) 士(あきら)】

荒川放水路建設の陣頭指揮に立ち、荒川開削の工事を遂行し、偉大なる功績を遺した日本人技師の青山(あおやま)士(あきら)氏を、写真やＤＶＤで紹介しました。青山氏の双眼鏡や計算尺などの遺品を展示しました。

【荒川と文学】

荒川が出てくる文学作品を紹介しました。作家の目を通して描かれた荒川の姿にその時代を感じていただきました。紹介した書籍は、江戸川区内の図書館で借りることができます。

【キューブ・クイズに挑戦！】

『イラスト』と『名前』と『説明』を合せるクイズに挑戦して頂きました。展示の中に、ヒントがあります。鳥の絵は、イラストレーター谷口高司氏の作品です。

【オープンギャラリー】

江戸川区の水辺で会える野鳥をイラストレーター谷口高司氏のイラストで紹介しました。 また、自然再生のため活動により、植物が育ち、生き物が繁殖している様子なども紹介しました。

【開削現場ジオラマ】

１階アトリウムにて、開削現場のジオラマを展示しました。（所蔵：足立区都市農業公園）

●ワークショップ【谷口先生のタマゴ式鳥絵塾】
世界的な野鳥イラストレーターの谷口先生の直接指導により、ツバメやコアジサシを描いていただきました。描いた絵はお持ち帰りいただきました。
日時：4月19日（土）①13：00～14：00　小学1年生～4年生まで対象
　　　　　　　　　      ②14：30～15：30　小学5年生～大人対象
場所：しのざき文化プラザ3階講義室
講師：谷口高司
定員：各回30名（申込順）
費用：200円（材料費）
主催：江戸川区・しのざき文化プラザ指定管理者篠崎SAパブリックサービス

●【荒川を題材とした朗読会】
荒川をテーマにした、永井荷風の作品を2作、太宰治の作品を1作、聞いていただきました。
日時：5月25日（日）14：00～15：00
場所：しのざき文化プラザ3階講義室
出演：〈朗読の森〉　岡崎ちか子、千種佐智子、黒須芳子
定員：30名（申込順）対象：中学生以上の方
費用：無料
主催：江戸川区・しのざき文化プラザ指定管理者篠崎SAパブリックサービス