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開催期間:2011年3月19日
(土)
~ 2011年6月12日
(日
)
- 第12回企画展示「えどがわ伝統工芸 用いる心、美しさ。」
●第12回企画展示 「えどがわ伝統工芸 用いる心、美しさ。」 匠の技で磨き上げられた伝統工芸品は、昨今では「敷居の高いもの」として捉えられがちです。 しかし「用の美」という先人の言葉にもあるように、伝統工芸品は親しみをもって<用いる>ことで自然な美しさが醸し出されてくるものです。 江戸川区で活躍中の伝統工芸者たちの仕事と作品に焦点を当てるのはもちろんのこと、未来へと繋げる産学公などの取り組みも紹介しました。 |
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伝統工芸者にクローズアップ |
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林 信弘 氏(陶芸)、澤倉 剛二 氏(江戸切子)、篠原 儀治 氏・篠原 裕 氏(江戸風鈴)、草薙 惠子 氏(手描き友禅)、青木 松太郎 氏(染色型紙)、高橋 常兵衛 氏・高橋 榮一 氏(江戸ゆかた)、三橋 京子 氏(型小紋)、奥田 禄郎 氏(組紐)の皆さまへ其々の伝統工芸品への取り組みと、又工芸品の現代の生活への取り入れ方などをお話し頂きました。 |
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産学公プロジェクトのご紹介 |
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えどがわ伝統工芸・産学公プロジェクトから、多くのすぐれた作品が生まれています。本企画展示でご紹介している工芸作家の長年にわたって育まれた技と、学生の斬新なアイデアやデザインが見事に調和した新しい工芸作品を展示しました。 |
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体験コーナー | ||||||||||||||
青木松太郎氏の型紙を使って来館頂いた皆さまがポストカードをつくるコーナーを設置しました。また同じコーナーで風呂敷の結び方を遊びながら学べるコーナーも併設しました。 優秀な作品は当館ホームページおよび展示室内の特設掲示板にてご紹介しました。 |
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現代生活での使用の提案 |
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リビングエリアを模した空間を展示室内に再現し、モダンなライフスタイルにも伝統工芸品が自然と融合することを提案しました。クッションや壁のオブジェ、陶器のビアマグなどご来場のお客様の暮らしの中にも取り入れていただければと思います。 又、工芸者の方たちの手により丹精込めて作られた伝統工芸品は、贈答品としても最適です。贈り方などの一工夫を提案しました。 |
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【オープンギャラリー】 |
●コマの絵づけに挑戦しよう。 |
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●伝統工芸ファッションショー |
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内容: 展示のチラシにも登場している、香音(かのん)氏にご登場いただきました。上下で柄の違う斬新な江戸浴衣を纏って可憐に登場した香音さんに会場から拍手が沸き起こりました。また高橋榮一氏にもお越しいただき、粋な江戸浴衣の着こなし方や今流行の柄などのお話を伺いました。おしゃれに関心の高い観客の皆様から時折歓声があがる、華やかなイベントとなりました。 |
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