スタッフおすすめ!スタッフのオススメ その13 「電子本をバカにするなかれ」
【登録日: 2011年02月05日 】
まず、この本はいわゆる「電子出版」「電子書籍」を
一概に賛成・反対している本ではありません。
そこをお間違えなく手にとっていただければ
【本の歴史】というものを振り返りながら、
現在の状況が本の歴史上どうなっているかを
分かりやすく知ることができるお勧めの本だと思います!
本や出版の電子化についてわかりやすく論じつつ、
現在の問題点や将来への期待や不安を率直に述べて
いるのですから。
今後、人類が生んだ全ての本が片っ端からデジタル化
され、世界の全ての本が読める電子図書館が
できるのかもしれない。だが、現在その責任はグーグル等
営利目的の企業が担ってしまっているが大丈夫なのか。
紙の本という「物質」から電子本という「非物質」への
流れが主流になった時、「物質」ではない電子本に
図書館はどのように対応していくべきなのか。
我々図書館司書にとっても考えなくてはならない
問題で、とても参考になる本でした。
「電子本」が勝って、「紙の本」が負ける・・
さあ出版社や取次ぎは大変だ!などというイメージで
マスコミ報道はされている事もありますが、
ぜひこの本をお読みいただき、別の視点から
この問題を考えてみてはいかがですか。
「電子本をバカにするなかれ」津野海太郎著 国書刊行会 より
一部内容から引用しています
一概に賛成・反対している本ではありません。
そこをお間違えなく手にとっていただければ
【本の歴史】というものを振り返りながら、
現在の状況が本の歴史上どうなっているかを
分かりやすく知ることができるお勧めの本だと思います!
本や出版の電子化についてわかりやすく論じつつ、
現在の問題点や将来への期待や不安を率直に述べて
いるのですから。
今後、人類が生んだ全ての本が片っ端からデジタル化
され、世界の全ての本が読める電子図書館が
できるのかもしれない。だが、現在その責任はグーグル等
営利目的の企業が担ってしまっているが大丈夫なのか。
紙の本という「物質」から電子本という「非物質」への
流れが主流になった時、「物質」ではない電子本に
図書館はどのように対応していくべきなのか。
我々図書館司書にとっても考えなくてはならない
問題で、とても参考になる本でした。
「電子本」が勝って、「紙の本」が負ける・・
さあ出版社や取次ぎは大変だ!などというイメージで
マスコミ報道はされている事もありますが、
ぜひこの本をお読みいただき、別の視点から
この問題を考えてみてはいかがですか。
「電子本をバカにするなかれ」津野海太郎著 国書刊行会 より
一部内容から引用しています