本好きにとって、まだ自分が読んだことのない
面白い本を教えてもらうことは本当に嬉しいものです。

読書好きの友達・本屋さんのＰＯＰ・書評家の人・・・

自分にぴったりの本を見つけられるとそれだけでも
幸せですし、それが人から勧められた本ならなおさらです。

勧めてくれた人自身のファンになってしまう事もありますよね。


多くの本好きの方にとってそんな“面白い本を勧めてくれる”
存在だった児玉清さんが先日お亡くなりになりました。

ＮＨＫの週間ブックレビューの進行役や数々の解説や書評で
本好きの間でも有名だった児玉さん。

読書家の大先輩が突然なくなってしまったようで
寂しい限りです。


今月発売になった文庫版「図書館戦争」（角川書店）
のなかでも、作者の有川浩さんと対談されていて
特別対談としてこの模様が収録されています。

これを読むと、やっぱり本が好きな方なのだな、と
改めて感じました。


篠崎図書館でも緊急に追悼コーナーを作り
本をご紹介しましたが、ほとんど借りられてしまう
ほどの人気でした。


ご冥福をお祈り致します。