BLOGしのざ記

Today 2024/05/18

展示ミニ展示

【登録日: 2009年07月16日 】
第141回芥川賞と直木賞の受賞作品が7月15日に発表されました。
芥川賞は磯崎憲一郎氏の「終の住処(ついのすみか)」、直木賞は北村薫氏の「鷺と雪(さぎとゆき)」です。
当館ではタイムリーに、芥川・直木両賞の作品のミニ展示をはじめました。銘打って「芥川賞・直木賞 受賞作品」。うーん。これ以上はないストレートなネーミングだ。



第1回(1935年)からの受賞作の一覧も掲げてあり、「あの作家は今?」的関心もくすぐります。
その一覧から1950年代を抜粋してみました。安部公房。堀田善衛。庄野潤三。開高健。大江健三郎らの戦後派が入り乱れて輝く時代でした。彼らの作品は今でも風化していません。