本棚で妖怪に関する本を展示しています。名づけて書架展示「神のおちこぼれ　THE妖怪」。



　「遠野物語」は、遠野の里に棲みついている妖怪たちにスポットライトを当てました。彼らはじっとこちら側の世界をうかがったりちょっかいを出したりしていて、夜道であんまり会いたくないイキモノたち（イキモノか？）です。
世の中は広いもので、水木しげる先生のように彼らと仲良く暮らす術に長けた方もいます。
　今回あらためて妖怪を本でチェックしたのですが、意外に「多様性」に富んでいて、数の多さといい「得意技」の華麗さといいポケモン（約500種類）といい勝負ではないでしょうか。

　展示は民俗学（分類記号388）の棚で、8月31日まで。