BLOGしのざ記

Today 2024/07/14

展示書架展示 「iPS細胞の衝撃」

【登録日: 2009年12月08日 】
 「2009年の科学のトピックス #1」としてiPS細胞をとりあげ,書架展示しています.



 iPS細胞とはなんぞや??
 動物のからだづくりは, 1個の細胞から肝臓, 脳, 血球など特定のはたらきをもった組織や細胞になることで完成します.
 では, いったん「職場」が決まってしまった細胞を,「最初の1個レベル」までに戻してしまったら? 
 iPS細胞(induced Pluripotent Stem Cells, 人工多能性幹細胞)は体細胞を培養して「最初の1個」に近い状態にリセットしたもので, すべての組織や臓器に分化誘導が可能な細胞です.



 なくした臓器・組織を取り戻す治療(再生医療)や移植の切り札として脚光を浴びており, 世界的にも京都大学グループがリードしています.

 関連本を7冊展示しています.なかでも個人的におもしろかったのは, 「幹細胞WARS」(491フ)です.幹細胞(iPS細胞も)をめぐる研究や特許の熾烈な競争が描かれています。