皆さん、突然ですが、
ブラインドサッカーというスポーツをご存じでしょうか？

ブラインドサッカーは、フィールドプレイヤーがアイマスクで目を覆い、
ボールの音とまわりの声を聞いて行う５人制のサッカーです。

ボールの中には鈴が入っており、転がすと「シャカシャカ」という音がします。
プレイヤーはその音を頼りにボールの在り処を把握し、
ドリブルやパス、ディフェンスをします。

ゴールの方向やピッチ内での自分の位置は、
ピッチサイドにいる監督や、ゴールキーパー、
敵陣のゴール裏でゴールの角度やシュートのタイミングを伝える
「ガイド（コーラー）」の声、味方同士の声のかけあいなどで理解します。
世界大会では全盲の選手がプレーをし、
ゴールキーパーを目の見える人が務めます。


先月、ブラインドサッカーアジア選手権が日本で開催されました。
この大会の上位２か国が、２０１６年リオデジャネイロにて開催予定の
パラリンピックへの出場権が得られます。
日本は惜しくも勝点１差で３位という結果でした。

私はそのアジア選手権を観戦しに行ったのですが、
選手のボールの扱い方やフォーメーションを使った戦術、
選手同士の激しいぶつかり合いなど……
ブラインドサッカーの凄さに衝撃を受けました。
また、日本代表選手たちの懸命に闘う姿に感動しました。





リオパラリンピックへの参加はかないませんでしたが、
次の２０２０年の東京パラリンピックでは
日本チームの活躍を観られるに違いないでしょう。

実は今度、篠崎図書館では、
ブラインドサッカー元日本代表選手をお招きしての講演会
を企画しています！！

企画の詳細が決まりましたら
またこのブログなどで報告させていただきます。
お楽しみに～。