BLOGしのざ記

Today 2024/05/05

展示書架展示「涼しい小説」&書架展示「寒い国の物語」

【登録日: 2011年08月03日 】
8月の展示のご紹介企画第3弾は、
小説のコーナーから2つお送りします!


まずは日本の現代小説のコーナー、
こちらのテーマは「涼しい小説」。




シロクマの看板が目印です!


いくら扇風機を強にしても、一所懸命ウチワで
扇いでみても、ちっとも涼しくならない!

そんな時に読むと、身体の中をスーッと爽やかな風が
吹き抜けていくような、または、背筋がぞーっと
寒くなるような、そんな「涼しい」小説を集めてみました。


こちらは日本の小説コーナーの本棚の上に20冊、
しっかり固定して展示してあります。



こんなカンジです。お手に取ってご覧ください。
もちろん貸し出しもできます!



続いて、文庫コーナーのテーマは「寒い国の物語」。





夏と冬の気温差は30~75℃!
シベリア厳冬期の平均気温が-20~35℃!
という寒暖の差が激しい国、ロシア。

何日も雪が降り、肌を刺すような寒さの中で生まれた
ロシア文学は、厳しい環境の中でも失われない
温かい心を持った人物を、数多く創造しました。


アンドレイ公爵、ピエール、タチヤーナ・ラーリナ、
ラスコーリニコフ、アカーキイ・アカーキエウィッチ
などなど、魅力的な登場人物がたくさんいます。



物語の世界にどっぷり浸って、
しばしの「涼」を満喫するもよし、
寒い国の温かい物語を読むもよし!


この夏休み、ぜひ一度お立ち寄りいただければと
思います。