BLOGしのざ記

Today 2024/07/14

イベントきのこワンダーランド

【登録日: 2009年11月09日 】
 キノコの季節は秋、というイメージが強いですね。ところがところが。キノコを知れば知るほど、いつでもどこでも遭遇できるようになります。
 キノコともっと友だちになるために、8日に講演会「きのこワンダーランド」を開催しました。28名の参加者がありました。

 講師の吹春俊光先生は千葉中央博物館で研究にいそしむ学究です。ただし、研究室に閉じこもるタイプではなく、スコップ片手に房総半島を歩き回る行動派研究者です。



 「キノコとは何か」の深遠なテーマからはじまって「キノコの暮らし方」、「照葉樹林文化とのつながり」と盛り上がり、「房総の朝市のキノコ」でヨダレとともにフィナーレとなる構成の、アカデミズムと大衆性が渾然一体となったお見事な講演でした。



 会場にはキノコ好きの参加者の方が地採りのキノコを持ち込まれ、楽しい観察会となる一幕も。左からナラタケ、ナメコ(老菌)、エノキタケです。



 吹春先生が一般の講演会参加者のニーズをよくつかんでおられ、参加者を引き付けて離さなかったのは、博物館という社会教育施設に所属しておられるため、科学啓蒙活動の意義をよく承知されているからです。社会教育施設であるのは図書館も同じ。自然科学に強い図書館を目指している当館としては、吹春先生のテクニックに学び科学啓蒙に励んでいこうと思います。